全身にも使える、保湿用スキンローションを作ってみよう♪
アロマクラフトとして作られる化粧水は、「無水エタノール」を加えることも多いかと思いますが、”さっぱり感” より “しっとり感・保湿” を意識したい方には、「グリセリン」で作る化粧水がオススメです♪
また、精油無しでも十分作用が期待出来ますが、その時その時で、好きな香りで選んだり、直感で選んだり、お肌タイプに合わせて選んだり…と精油のブレンドも楽しんでみて下さい。
あまり迷わなくても良いように、オススメの精油もピックアップしています。どうぞ、ご参考までに☆
材料
グリセリン(植物性のオーガニックグリセリンがオススメ) 10cc
ミネラルウォーター(or精製水) 90cc
100ccの空容器(プッシュタイプ)
精油 全8滴
作り方
①計量カップで計ったグリセリンを10cc測り、空容器に入れます。
②お好きな精油を全部で8滴分、①に加え、軽く振り混ぜます。
③ミネラルウォーター(もしくは精製水)を、容器の肩のあたりまで注ぎます。
④蓋を閉め、容器の中身をよく振って完成です☆
フェイス用として、全身用として、お好きな部位にお使い下さい。
スプレー容器に入れても大丈夫ですので、お好みで、ポンプタイプかスプレータイプかを選んでくださいね。
オススメ精油
スキンローションにブレンドするための精油選び、迷われた時はコチラを参考にしてくださいね。
◆お肌のタイプ別で選ぶ
(a)普通肌にオススメの精油
イランイラン、サンダルウッド、ラベンダー、ローズマリー
(b)乾燥肌にオススメの精油
イランイラン、カモミール・ローマン、ゼラニウム、フランキンセンス、ラベンダー
(c)脂性肌にオススメの精油
サイプレス、ジュニパー、ベルガモット、ユーカリ、ラベンダー、ローズマリー
(d)敏感肌にオススメの精油
カモミール・ローマン、サンダルウッド、ラベンダー
(e)しわが気になる肌にオススメの精油
カモミール・ローマン、フランキンセンス、ラベンダー、ミルラ
(f)しみが気になる肌にオススメの精油
カモミール・ローマン、フランキンセンス、ラベンダー、ローズマリー
(g)ニキビ・吹き出物が気になる肌にオススメの精油
カモミール・ローマン、サイプレス、ジュニパー、ティーツリー、ラベンダー、ローズマリー
使用するその季節によって、肌の状態も変わってきますね。
普段、普通肌の方も、冬場にはかさつきが気になる方もいらっしゃるかもしれません。
その場合は、乾燥肌用オススメ精油からも選んでブレンドするのも良いです。
中には、どの肌タイプにもオススメ出来る万能な精油もありますので、肌タイプで迷った時は、そちらの精油を優先して選ぶと楽かと思います。
◆精油のスピリチュアルな意味から選ぶ
【イランイラン】
・女性らしさを楽しみたい時.
・想像から創造へ、現実の世界に生み出す力を与えてくれる.
【カモミール・ローマン】
・母親や子供、家族との関係を良好なものにしたい時.
・孤独になりすぎて、閉ざしてしまったハートを優しく癒してくれる.
【サイプレス】
・自信を持って、自分らしさを表現する勇気を与えてくれる.
・周りの意見に影響されやすい時、自分軸を整えてくれる.
【サンダルウッド】
・真実を知りたいと思った時、自分の内側へと入り、その答えを導き出す力を与えてくれる.
・多忙な時や混乱して自分を見失っている時、冷静に物事を判断する力を与えてくれる.
【ジュニパー】
・無気力状態の心に、集中力や意欲を与えてくれる.
・心も体もデトックスして、全てリセットさせてくれる.
【ゼラニウム】
・大自然、高次元のエネルギーが、全てを包み込むように守ってくれる.
・何か気付かなければならないと感じている時、そのメッセージをハートで感じれるようにしてくれる.
【ティーツリー】
・ネット(SNSなど)の世界や社会生活に疲れた時、自然のエネルギーを取り込み、リセットさせてくれる.
・仕事やプライベートで、大きな力を必要と感じている時、強いエネルギーを与え、実現化させてくれる.
【フランキンセンス】
・直観力を高めたい時.
・古い思考パターンを手放し、自分らしくキラキラと輝いていきたいと感じる時.
【ユーカリ】
・自分が本当は何をすべきか見失っている時、思考をクリアにし、正しい方向へと導いてくれる.
・思考過多になっている時、エネルギーのバランスを取り、実現化する力を与えてくれる.
【ラベンダー】
・精神性を高めたい時.
・体や心、オーラのクリーニングを行い、幸せな新しい世界へと導いてくれる.
【ローズマリー】
・自分の想いを素直に伝えたり、アートや成果物で表現する力を与えてくれる.
・もっと自由に発言、表現したいと感じた時、その力を与えてくれる.
グリセリン化粧水について
グリセリンは、無色・無臭で、やや粘性のある液体です。
肌を柔らかくし、潤いを与える作用を持っていますので、市販の化粧品の材料の一つとして、グリセリンが加えられているのを目にすることも多いかと思います。
気を付けなければならないのは、「グリセリンは原液では使用しない」ということ。
グリセリンは水に溶けやすく、また、その水分を捉えて離さない性質がありますので、その状態でお肌に触れると、潤いをキープしてくれることになります。
逆に、原液、もしくは高濃度で使用してしまうと、その性質上、お肌の水分をも吸収してしまいます。
そのため、保湿目的でグリセリンを使用しても、余計乾燥を招いてしまう結果に繋がります。
グリセリンは、原液使用ではなく、水に加えて使用することで潤いがアップする基材です。
グリセリン化粧水の濃度は、5~10%の範囲内でご使用ください。
また、初めて使用される方で、アレルギー反応が心配な方は、使用前にパッチテストをしてお試ししてからご使用ください。
保存期間は、3~4週間程度となります。
*50ccのスキンローションを作る場合も、同様に5ccのグリセリンを加え、残り45ccのミネラルウォーターを加えてください。
*より保湿性の高いローションを作りたい場合は、グリセリンの代わりに、5ccの植物油をブレンドするのがオススメです。
肌の上で水分と油分が乳化されて、肌がよりしっとりしますよ♪