【柚子】塩麹の作り方

 

冬になったら作りたくなる♪柑橘系の爽やかな香りの万能調味料・ユズ塩麹☆

 
ゆず塩麹
 
塩麹は、麹と塩、お水の材料のみで発酵させた万能調味料です。麹自体栄養価が高いため、塩麴を様々な料理で活用することで、自然とビタミンやアミノ酸などの栄養を摂り入れることが出来ますね。
 
今回は、甘味や旨みを感じるいつもの塩麹に、寒い季節には目にする機会が増える、黄色い柚子をプラスして、爽やかな香りの「柚子塩麴」を作るレシピをご紹介致します♪
 

 

材料


 
flower01柚子 1コ
 
flower01生麹 200g
 
flower01塩 70g
 
flower01水 200ml程
 
 

 
 

作り方


 
①柚子をしっかり洗い、柚子を皮のまま、丸ごとみじん切りにします。
 
*柑橘系独特の苦みが苦手な方は無理せず、皮の白い部分(ワタ)を取り除いてからご使用ください。
 
 
②ボウルに生麹を入れ、しっとりした感じになるまで、手を使ってよく揉みほぐします。
 
③②に塩を加え、それぞれのかたまりがなくなるようしっかりと混ぜ合わせ、生麹と塩を馴染ませます。
 
④③のボウルに柚子と水を加え、清潔なスプーンなどでよく混ぜ合わせます。
 
⑤④を清潔な保存用ガラス容器に移し、蓋を閉めます。
 
*米麹は、生麹と乾燥麹の種類によって、またはメーカーによって性質も異なります。
 
もし、保存容器に移した時、水位が下がっているようでしたら、麹が水に浸るまで水の量を足してください。
 
 
ゆず塩麹
 
 
 
⑥直射日光の当たらない場所で、1日1回、清潔なスプーンなどでよくかき混ぜながら、夏は1週間、冬は10日間程、常温で熟成させたら完成です☆
 
 
 
ゆず塩麹
 
 

 
 

柚子塩麹のレシピについて


 
上記のレシピでは、”気になる方は柚子のワタは取り除いてください” と書いておりますが、私は一物全体やフードロスの観点から、柚子はワタも含めそのまま丸ごと使用しております。
 
柚子塩麹が完成したばかりの最初のうちは、若干苦味はあるかもしれませんが、時間が経つにつれよりマイルドになり、優しく馴染んできますので、意外に平気な方も多いかもしれません。どうぞご参考までに♪
 
 
塩麹は、唐揚げや焼き料理など、最初に漬け込んでから調理したり、サラダのドレッシングにしたり、スープに入れたり…と、とにかく万能な調味料ですよね。
 
今回の柚子塩麹は、柑橘系だから料理の幅が狭まるかといったらそうではなくて、普段使いの塩麹同様使えますし、むしろ料理の幅が広がるように感じます♪
 
柚子独特の爽やかな香りを感じつつ、でも不思議と料理の邪魔をせず、旨みや甘みを存分に楽しむことが出来ます。
 
 
我が家では、この柚子塩麴を様々な料理に仕込んで活用しています♪
 
にんじんをカットして、ただ柚子塩麹をかける(漬ける)だけで、十分に美味しいサラダが1品出来ます。↓
 
 
にんじん柚子サラダ
 
 
お味噌汁やスープにもこの柚子塩麹を使い、子供には、「柚子の粒々が入っていた人(見つけれた人)は、今日はラッキーな日です♪」と言っています。すると、「やったー!柚子見つけたー!」と喜びながら、楽しみながら飲んでくれるので、その反応が私的にも嬉しくなります(*^-^*)
 
 
 

柚子について


 
ミカン科ミカン属で柑橘類の一つ。柑橘系の中でも独特の懐かしい香りのする柚子(ユズ)。
 
青い柚子は、7~8月の夏に、黄色い柚子は秋から冬にかけて出回ります。
 
 
柚子は、酸味がかなり強いため、そのまま食べるよりは、皮や果汁を使い、日本料理など、風味や酸味を加える目的で利用されることが多いです。
 
独特の酸味を活かし、柚子茶やゆべしなど、甘味料と組み合わせて柚子を楽しむ食し方もあります。
 
 
食材の一つとしてだけではなく、昔から柚子の薬効を期待し、民間療法にも使用されてきました。
 
冬至の日の「柚子湯」も昔からの風習として知られていますね。
 
 
柚子の精油も、ぜひぜひ活用してみて下さい♪
 
柚子は柑橘系の中でも寒さに強いと言われていますが、その通り、生活に取り入れることで、血行促進作用を期待できます。
 
また、どこか懐かしい香りのするそのリラックス作用から、精神的ストレスの解放を促してくれたりと、柚子精油は、体も心も冷えがちな冬場は特に、パワーを与えてくれるお守りのような存在になってくれるかと思います☆